本日は東京都台東区のお宅に現地調査に伺いました。
2022/09/05
千葉県市川市窓ガラスフィルム施工 Feelm Network (フィールムネットワーク)です。
本日は、東京都台東区にお住まいの方からのお問い合わせで現場調査のため、訪問しました。
☆ご要望
外から室内が見えてしまうことから、室内からの景観は損なわずに、外からは室内が見えないようにしたいとのことでした。
☆対策
ミラー系フィルムを貼る。
結論から申し上げますと、室内からの景観を損なわずに外から室内が完全に見えないというフィルムは現段階ではございません。
外から室内が完全に見えないとなると、室内からの景観は損ないますし、逆で室内からの景観を損ないたくないのであれば、外から室内は見えてしまいます。
この場合、外からどのレベルまで見えにくくするか、また室内の採光条件をどれくらい許容出来るかということが重要になります。
この条件に一番近い物としてご提案させていただいたのが、グラフィルのRSPシリーズです。
「RSP15」「RSP35」の2点をご提案させていただきました。
”通称” マジックミラーフィルムになります。
このフィルムの特徴は日中、透明フィルムに比べて室内からの採光は若干落ちるものの、景観を損なわず、外からは室内が殆ど見えません。
日中は外の光がこのフィルムに反射することで室内が見えにくくなるのです。
そうなんです。日中はという条件付きになりますので外が暗くなり室内が明るくなる場合は、外から室内が見えてしまいますので、
カーテンやブラインドが必須条件になってきます。
このことをご理解いただいたうえで、2種類のフィルムサンプルを実際に窓ガラスに貼りまして、実際に施主様にはご覧いただきました。
「RSP15」はミラー感が強く、日中外からはほぼ室内は見えません。しかし、採光はかなり減ります。
「RSP35」はミラー感がRSP15ほど強くはないですが、日中5メートルも離れればほぼ室内は見えません。しかし、採光はRSP15に比べ得られます。
施主様のご自宅はマンションの高層階であり、外から見られるにしても数十メートルも先の話になってくるので、総合的に考え
「RSP35」に選定させていただきました。
またこのフィルムは通常フィルムの持つ【飛散防止】【紫外線99%カット】という基本性能に加え【遮熱】という機能も兼ね備えておりますので、
昨今の電気代高騰の問題にも一役買うことが出来る有能なフィルムです!
ちなみに余談ではございますが、ミラー系のフィルムでのリスクという点もお話はさせていただきました。
①光害 (こうがい)
聞きなれない言葉ですが、レアケースとしてミラーフィルムのように反射率が高いフィルムを施した場合、近隣の家から反射した光で眩しいからと撤去してほしいというような
事もあるそうなので、このことも踏まえ問題が無いかという所もチェックさせていただきました。
②熱割れ
主に施主様のご自宅のように透明ガラス(フロートガラス)はほぼ問題は無いのですが、内貼りで遮熱フィルム等の熱を集めてしまうようなフィルムを施す事で、ガラスの種類や方角、
内側のカーテンの有無などにより、膨張圧力にガラスが耐えられない場合、ガラスにピキっとヒビが入ってしまう現象になります。
これについては、当店のように専門業者であれば必ず熱割れ計算を行って問題が無い事を確認して施工をいたしますが、施工が難しい場合は必ずリスクをお話をした上で
施工の有無を決定いたします。
こちらも様々な条件を本日チェックさせていただきましたが、施主様のご自宅には問題なく施工が出来ると判断させていただきました。
最後に、まだまだ暑かったり、また台風の季節になるにあたって飛散防止フィルムをご検討の方もいらっしゃるとは思いますが、
施工をお考えの際は、こうしたメリットとデメリット(リスク)もきちんと把握した「窓ガラスフィルム施工技能士」の有資格者に施工を依頼すると良いでしょう。
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Feelm Network
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